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せっかくなんでパンくずリストについて考えてみよう。


こんにちは、WEBマーケッターの荒木です。

昨日、こんな気になる記事がポストされていました。

奈良市公式サイトのパンくずが斜め上を行くヤバさな件

行政のサイトなんですけど、パンくずリストがえらいことになっているようです。

確かに唖然としましたが、単純にこれを批判しようとは思いません。

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パンくずリストの役割とは?

そもそも、パンくずリストの役割とは何でしょうか?

ページを見ている人が今どのページを見ているのかすぐに分かりやすいように現在地と経路を示す役割を果たすのがパンくずリスト

というのが一般的に言われていることです。

Wikipediaによると、「パンくずリスト」という名前は、童話『ヘンゼルとグレーテル』で、主人公が森で迷子にならないように通り道にパンくずを置いていった、というエピソードに由来しているそうです。

ユーザーが迷うことなく、サイト内を回遊するためのものということでしょう。

奈良市公式サイトのパンくずリストのどこに問題があるのか?

そういう役割からすれば、今回の奈良市公式サイトのパンくずリストは、現在地と経路を示しているので、最低限の役割は果たしていることになります。

では、奈良市公式サイトのパンくずリストのどこに問題があるのでしょうか?

それは、やはりどう見ても、パンくずリストが「多すぎ」

経路が多すぎて、どこに帰っていいのか分からないのです。

複数パンくずリストがあるほうが良い場合も

確かに、複数パンくずリストがあるほうが良い場合もあります。

通販サイトで複数のカテゴリに属する場合などは、

複数のパンくずリストがあるほうが、ユーザーのサイト回遊率はアップします。

複数のカテゴリに属するといっても、2、3個という場合がほとんどですので、ユーザビリティを損なうことはありません。

今回の奈良市公式サイトのパンくずリストは、明らかに多すぎなのです。

親切でやっていたとしても、やり過ぎてしまっては、逆にユーザビリティを損ないます。

今回の件は、サイトの構築に問題があったわけではなく、運用担当者の配慮が足りなかったのではないでしょうか。

SEOの視点から複数のパンくずリストを設置しても良いのか?

それと、もう一つ、昨日パンくずリストについて、タイムリーな記事がありました。

複数のパンくずリストを1つのページに設置することはSEOにおいて問題ないか?

SEOの視点から、複数のパンくずリストを設置していいのかという問題です。

↓マットカッツ氏の回答はこちら。

パンくずリストがある場合は、現状では1つ目を採用する。適切なカテゴリや階層構造に入れようとする。
でもそうは言っても、1つのアイテムが階層構造のなかで複数の区分に属しているなら、1つのページに複数のパンくずリストをおくのはありだ。そうしたほうがGooglebotがもうちょっとだけ適切にサイトを理解する手助けになる状況も実際にある。
でも1つで間に合うならそれで十分で、ほとんどの人がそうやっているし、それが普通のやり方だ。僕たちも、1つのパンくずリストを勧める。

だが、分類方法やカテゴリ、階層構造がすでに決まっていてサイトがそうなっていて、20個もの別々のカテゴリに入っているんじゃなくて、2つとか3つ、4つなら同じページにあるほかのパンくずリストに悪い影響を与えることはない。
僕たちは最初の1つを選ぶ。それが現在の仕様だ。
今後時間とともに、サイト全体の構造をより深く理解できるようになるかもしれない。

多すぎるパンくずリストは、ユーザーにもSEOにも悪い悪い影響を与える

パンくずリストは、ひとつがおすすめだけど、場合によってはサイトを適切に理解するために、複数のパンくずリストを設置するのも良いということです。

また20個もの別々のカテゴリに入っているのは、良くないとも言っています。

ユーザーにとっても、検索エンジンにとっても、多すぎるパンくずリストは、悪い影響を与えるということですね。

それにしても、今回の奈良市公式サイトのパンくずリストは衝撃的でしたね。

ユーザビリティうんぬんの前に恥ずかしいので、早くどうにかしてあげてください。


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運営者情報

荒木 厚(株式会社コクリ 代表)

デザイン会社、WEB運営会社を経て、「株式会社コクリ」を設立。 Wordpressを使ったWebサイトやネットショップの企画・制作、SEO・リスティング広告を使った集客支援をしています。