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【XFREEなら無料】Wikipediaのような共有編集サイトを簡単に作る方法


インターネット百科辞典「Wikipedia」は、皆さんご存知ですよね?
誰でも閲覧・編集できる、とても便利なサイトです。

あのWikipediaは、「MediaWiki」というウェブシステムを使って制作されています。
Wikiシステムを利用すれば、自分のサイトにも同様の仕組みを導入することができます!

ファッション限定Wiki、特定のゲーム限定Wiki、はたまた会員限定で閲覧できるWiki等々・・・・。
さまざまなWikiサイトを作って楽しみましょう。

XFREEへの登録・サイト作成方法

今回は、月額無料で利用できる「XFREE」サービスで解説します。

XFREEの公式サイトはこちら

  1. 画面上部の「お申し込み」をクリックします。
    登録するメールアドレスを入力します。
  2. 届いたメールからURLを開き、名前・住所などを入力します。
  3. 「サーバID」として、適当な文字列を入力します。
  4. 画面左側の「無料レンタルサーバ」をクリックします。
    サーバの種類として「HTML」「PHP・MySQL」「WordPress」を選択することができます。
    Wiki システムを使うためには、「PHP・MySQL」が必要なので、これをクリックします。
  5. 「利用中」状態に切り替わったら、「管理パネルログイン」をクリックします。
    この時点ですでに、簡易的なサイトの作成が完了しています。

Wiki サイトの構成(PHP、MySQLとは?)

Wikipediaは「MediaWiki」というシステムを使って作られています。実はこのシステムは無料配布されており、誰でも同じようなサイトを作ることが可能です。

MediaWikiの公式サイトはこちら

「MediaWiki」を利用するためには、PHP・MySQLが必要だと述べました。PHPとは、多くのウェブシステムで使われているサーバサイドのプログラミング言語です。

つまり、サーバ側で何らかの処理をして、ユーザにどういう画面を見せるか、を処理している言語です。今回、直接PHPをプログラミングする必要はありませんので、余り細かい部分は分からなくても大丈夫です。

MySQLというのは、データベースの種類です。投稿されたデータを保存しておくためには、何らかのデータベースの仕組みが必要になります。データベースシステムには、他にも「Oracle」「PostgreSQL」など、様々な種類がありますが、MediaWikiシステムは「MySQL」を採用しています。
MySQLは特に、大量のデータを扱っても高速に処理できる点が魅力です。

レンタルサーバによっては、MySQLに対応していない事もあります。無料かつMySQL対応の「XFREE」は、Wikiシステムを初めて試すのに丁度よいサーバといえるでしょう。

実際にWikiサイトを作る手順

さて、MediaWikiとPHP・MySQLの関係について分かったところで、残りの導入手順を見ていきましょう。ちょっと長くて難しいですけど、頑張ってついてきてください。

【1】MySQLの設定

  1. 「サーバ管理パネル」をご覧ください。
    「データベース」の欄の「MySQL設定」をクリックします。
  2. 「MySQL追加」タブをクリックし、お好きなデータベース名を入力してください。
    文字コードは「UTF-8」のままで大丈夫です。
  3. 「MySQLユーザ設定」タブをクリックし、データベースを管理するための「ユーザ名」「パスワード」を設定します。慣れないうちは、XFREEへのログインID等とごっちゃになるかも知れませんが、別物です。これも大事な情報ですので、忘れないようメモしておきましょう。
  4. 「MySQL一覧」タブに戻ります。先程設定したユーザが「追加可能ユーザ」に表示されているはずです。
    [追加]ボタン をクリックすると、左側の「権限設定ユーザ」に移動します。
    これで管理者権限を正しく設定することができました。

【2】FTPでファイルをアップロードする

次に、インターネット上で配布されている「MediaWiki」をダウンロードし、サーバへのアップロードを行いましょう。
サーバへファイルをアップロードする仕組みは「FTP」と呼ばれます。FTPを実現するソフトには色々な種類があります。

XFREEは、ブラウザからファイルをアップロードできる「WebFTP」を用意しており、こちらを使ってもOKです。ただ、今後の管理を考えると、フリーソフトの「FFFTP」に慣れておくのが吉です。

まず、以下2つを自分のPCにダウンロードしてしまいましょう。

ダウンロードしたMediaWikiファイルは「.tar.gz」という拡張子で圧縮されています。
「7-zip」などの解凍ソフトを使って解凍しましょう。

※上級者向けの補足です。
「.tar.gz」を解凍するとファイルサイズが非常に大きくなるため、サーバへのアップロードに時間がかかります。そのため、本来であれば、圧縮された状態のままサーバにアップロードし、サーバ上で解凍するのが賢い方法です。

ただ、XFREEはSSH通信に対応していないので、Tera Term 等で解凍コマンドを送信することができません。そのため、ローカル上で解凍してから、すべてアップロードする以外、方法がありません。

さて、実際に手順を見ていきましょう。

  1. まずは、XFREE側でFTPを有効にする必要があります。
    「サーバー管理パネル」の「FTPアカウント設定」をクリックしてください。
    「編集」をクリックし、パスワードを設定します。
    ここに表示されている「FTPホスト」「FTPユーザ(アカウント名)」、及び先程入力した「FTPパスワード」が、FTPを実行するために必要な情報になります。パスワードの種類が増えてきてややこしいですが、区別してメモしておきましょう。
  2. 「FFFTP」を起動します。メニューバーから「接続」→「接続」→「新規ホスト」をクリックします。。
  3. 「ホストの設定名」には、自分が分かるように適当な名前をつけてください(XFREE_wiki など)。「ホスト名(アドレス)」「ユーザー名」「パスワード」の欄には、手順1で確認した情報を入力します。

    これで、あなたのPCとサーバがFTPによって繋がりました。今後、XFREEの管理ページにログインせずとも、FFFTPを起動させれば、あなたのPCとサーバがFTPで繋がった状態になり、ファイルのアップロード等を行うことができます。。

  4. 「接続」ボタンを押すと、左側に自分のPC、右側にサーバが表示されます。
    右側には「.htaccess」「defalut_page.png」「index.html」という3つのファイルが、すでに存在しているはずです。これはXFREE側が用意した、簡易的なウェブページですが、今回は使いません。

解凍したフォルダ「mediawiki-1.xx.x」(xxはバージョン名)を、適当に「wiki」などの名前に改名しましょう。
そして、そのまま右側の画面にドロップして、アップロードします。
ファイル数が多いので、数時間かかります。気長に待ちましょう。

【3】MediaWikiのセップアップを行う

ここからは、XFREEに限らない「MediaWiki」の共通手順です。
基本的な準備は完了しているので、あと一歩です!

※ なお、MediaWikiのバージョンによって、微妙に入力項目が変わる可能性がありますが、大筋で変わることはありません。

  1. ウェブブラウザから「http://ドメイン名/wiki/index.php」にアクセスします。「wiki」の部分は、解凍・アップロードしたフォルダの名前が入ります。
  2. ヒマワリのロゴマークと、「Please set up the wiki」の文字が表示されますので、クリックして先に進みます。
  3. インストールウィザードが開始します。
    まずは、言語設定を「ja – 日本語」のままで、「続行」ボタンを押します。
  4. 「環境の確認」「著作権および規約」を確認したら、「続行」を押します。
  5. 「データベースに接続」という画面が表示されます。
    「データベースの種類」には「MySQL」を選択します。
    手順【1】で確認した「ホスト名」「データベース名」「ユーザ名」「パスワード」を入力します。
    「データベーステーブルの接頭辞」は入力する必要はありません。
  6. 「データベースの設定」という画面が表示されます。
    「ストレージエンジン」は変更する必要はありません。
    「データベースの文字セット」には「UTF-8」を選びましょう。
  7. 自分の好きなウィキ名をつけます。
    管理アカウントとして、好きなアカウント・パスワードを設定します。
    「もう飽きてしまったので、とにかくウィキをインストールしてください。」という直訳感満載の選択肢があります。これを選んで、「続行」ボタンを押しましょう。
  8. 自動的に設定が完了し、「LocalSettings.phpをダウンロード」という画面が表示されます。
    ここまでの手順で設定した内容が、「LocalSettings.php」というファイルに入っています。このファイルを、FFFTPを使って、「wiki」フォルダ直下にアップロードしましょう。

これで全ての準備が完了です!
「http://ドメイン名/wiki/メインページ」にアクセスすると、見慣れたWikiのページが表示されるはずです。

Wikiサイトを作る手順をご紹介してきました。
若干やるべきことは多いですが、順を追って一つずつ実施していけば、高度な技術力がなくてもWikiサイトを作ることは可能です。

自分の好きなサイトを作るため、またデータベース技術のさわりを体験するために、オリジナルのWikiサイトを作ってみては如何でしょうか?


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荒木 厚

熊本のホームページ制作・Webメディア運営会社「株式会社コクリ」代表。 「スイッチ」等のWebメディア運営、企業様のオウンドメディアの企画・制作、SEOをメインにした集客支援をしています。ロゴマークデザイン制作サービス「コクリロゴ」OPENしました!