【この手順でOK】レンタルサーバーの移転方法の流れ

レンタルサーバーの移転方法を時系列に並べました。上から順番に行えばOKです。大きく分けると下記の3点を行えば移転できます。

  1. 移転先のレンタルサーバーと契約する
  2. コンテンツを移行する
  3. DNS設定の変更をする

それぞれ見ていきます。

移転先のレンタルサーバーと契約する

まずは移転先のレンタルサーバーと契約します。移転先のレンタルサーバーと契約することにより、そのサーバーのアカウント情報が得られます。このアカウント情報が移転時に必要です。

レンタルサーバー移転時に必要なアカウント情報

移転時に必要なアカウント情報としては下記の3つです。

  1. レンタルサーバーのドメイン名 (URLアドレス)
  2. FTPアカウントのユーザーネーム・パスワード
  3. データベースのデータベース名・ユーザーネーム・パスワード

それぞれの意味合いを補足すると、

  1. 移転先の場所(ドメイン・URL)を知る為に必要
  2. 移転先にコンテンツをアップロードする時にユーザーとして必要
  3. 移転先のデータベースを使う時のデータベース名とそれを使うユーザーとして必要

となります。

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コンテンツを移行する

次に移転先にコンテンツを移行します。コンテンツには、ファイルのみの場合とファイルとデータベースの場合の2つのケースに分かれます。またドメイン名変更あり・なしで分かれます。ドメイン名変更とは、「https:///aaa → https://bbb」のようにURLが変わることです。

ファイルのみ(ドメイン名変更あり・なし)

ファイルのみとは、テキストファイルや画像ファイルです。フォルダも含みます。このファイルのみのケースでは、元のレンタルサーバーからファイルをダウンロードして、移転先の該当箇所へアップロードするだけで、コンテンツを移行出来ます。

ファイルをダウンロード・アップロード出来るFTPソフトを利用します。このFTPソフトの設定では、移行先のレンタルサーバーのドメイン、そこで使うFTPユーザー名とFTPパスワードが必要となります。

また、ドメイン名の変更をする場合、ファイル内に元のドメイン名が記載されている場合には、すべての記載を変更しなければなりません。変更をしないと、その部分が表示されなかったり、リンク切れの状態になります。

ファイルをのみのケースをまとめると、下記の3つを行えばOKです。

  1. FTPソフトで元のレンタルサーバーのからコンテンツをダウンロードする
  2. FTPソフトで移転先のレンタルサーバーへコンテンツをアップロードする
  3. ドメイン名変更がある場合は、コンテンツ内に記載されている元ドメイン名を移転先のドメイン名に変更する

ファイルとデータベース(ドメイン名変更なし)

ファイルとデータベースのケース(例:WorPressなどのCMSの移行)では、ファイルとデータベースに分けて考えます。ただし、移行時にすべきことはさらに増えます。

  1. ファイルの移行
  2. データベースの移行
  3. ファイルに書かれたデータベース接続情報の変更

ファイルの移行の説明は先のファイルのみのケースと同じです。データベースの移行は、元のデータベースでエクスポートを行ってエクスポートファイルを作成し、移転先でそのエクスポートファイルをインポートすることで移行させることが出来ます。

そして、データベース情報が変わるので、この設定情報が書かれたファイルに関しては書き換える必要があります。このデータベース情報の書き換えは、多くの人が忘れがちです。

まとめると、

  1. FTPソフトで元のレンタルサーバーのからコンテンツをダウンロードする
  2. FTPソフトで移転先のレンタルサーバーへコンテンツをアップロードする
  3. 元のデータベースでエクスポートを行ってエクスポートファイルを作成する
  4. 移転先のデータベースでエクスポートファイルをインポートする
  5. ファイルに書かれたデータベース接続情報の変更する

となります。

ファイルとデータベース(ドメイン名変更あり)

ファイルとデータベースのケースでさらにドメイン名変更があるとより複雑になります。行うことは全部で6つにもなります。

  1. FTPソフトで元のレンタルサーバーのからコンテンツをダウンロードする
  2. FTPソフトで移転先のレンタルサーバーへコンテンツをアップロードする
  3. 元のデータベースでエクスポートを行ってエクスポートファイルを作成する
  4. 移転先のデータベースでエクスポートファイルをインポートする
  5. ファイルに書かれたデータベース接続情報の変更する
  6. データベース内に存在する元ドメイン名を移転先のドメイン名に変更する

ファイルだけでなくデータベース内にあるドメイン名の変更も行わなければなりません。このデータベース内にあるドメイン名変更は下記のサイトが分かりやすいです。

phpMyAdminを使ってWordPressを別のドメインで使えるようにする方法

なお、WordPressの記載がありますが、他のCMSでも同じです。また他のデータベースでも考え方は同じです。

DNS設定の変更をする

最後にDNS設定の変更をします。DNS設定の変更は、DNSサーバー(ネームサーバー) で行います。

これにより、URLにアクセスした時に古いレンタルサーバーへ行くのを、新しいレンタルサーバーへ行くようになるわけです。なおドメイン名を変更した場合には、古いドメインへのアクセスを新しいドメインへリダイレクト設定をする必要があります。

リダイレクト設定は古いドメインのあるレンタルサーバーで行います。まとめると下記の通りになります。

  • ドメイン名の変更なし・・・移転先でドメイン設定+DNS設定の変更(旧から新へ変更)
  • ドメイン名の変更あり・・・移転先でドメイン設定+リダイレクト設定(旧)

旧=元のレンタルサーバー、新=移転先のレンタルサーバーのことです。
リダイレクトの設定方法は下記が詳しいです。

リダイレクトの設定方法

以上が、レンタルサーバーの移転方法の流れです。途中細かくなりましたが、やっていることは、

  1. 移転先のレンタルサーバーと契約する
  2. コンテンツを移行する
  3. DNS設定の変更をする

の3つのみです。以上、参考にして下さい。

著者プロフィール

柴犬会長

IT業界に移って10年目のITエンジニア。Webメディアでのライター業もやっています。