モノが溢れ売れにくい時代にロングセラーになるための4つの条件

私は主にWEBマーケティングを中心にクライアント様のビジネスをサポートさせて頂いているのですが、新規の商品開発やサービス立ち上げに参加させて頂くこともあります。
そんななかで、私が大切にしていることがロングセラーになること。

一時的に大きく売れることも必要ですが、それ以上にコンスタントに長く売れ続けるということが重要です。

ロングセラーになりブランド化できれば、顧客価値を高めることができ、継続的な収益をもたらしてくれます。

モノが溢れ売れにくい時代に、なんとか生き残っていくためには、ロングセラーになることを目指していきたいものです。

ではどうすれば、ロングセラーになれるのか?

今回は、私が考えるロングセラーの条件をご紹介します。

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ニーズとウォンツに応える

ニーズに応えるのは、商品として当たり前のことです。
ロングセラーになるためには、ニーズだけでなく消費者のウォンツ(欲求)にも応えることが重要です。

必要としていないのに「欲しい」という気持ちにさせてくれるのがロングセラー商品です。
ニーズに応えていれば、ある程度売れ続けてくれますが、消費者のウォンツにも応えていかないと強力なライバル商品にその座を奪われてしまいます。

消費者のウォンツに応えるためのポイントは、感情に訴えるようなメッセージがあるかどうかだと思います。
消費者の生活を具体的にイメージし、付加価値性を高めてあげることが大切です。

時代に合わせる

時代が変われば、生活環境も変わるし、ユーザーが求めるものも変わります。
一度ヒットしたからといって放置していれば、商品とユーザーのニーズがズレていき、いずれ売れなくなっていくでしょう。

売れているときであっても、時代の流れやユーザーの声に、アンテナを張り巡らして、改良を重ねていくことが必要です。
もちろん、簡単に変えてはいけないものもあります。

とくに商品のコンセプトなんかは、顧客価値に密接に繋がっていますので、「変えなくてはいけないもの」と「変えてはいけないもの」を的確に見極めなければなりません。

きめ細かい気配り

ロングセラーになるためには機能面はもちろん、商品や消費者に対してきめ細かい気配りが大切です。
私はよく子供におもちゃを買ってあげるんですけど、安全性とかに気を使ってくれてると、すごく嬉しくなりますね。

使えば使うほど、楽しさや見た目のかわいさよりも、安全性や使いやすさみたいなところが気になってくるものです。
そういうところまでしっかり気配りができている商品というのは、ますますファンになります。

<商品を売る相手はあくまで人間ですから。 消費者の心理や行動パターンを意識しておくことが大切ですね。

誠実であること

売りたいという思いが強すぎると誇大PRに走ったり、商品の本来の価値とかけ離れていき、ユーザーからも見放されてしまいます。
人間関係と同じく、商品と消費者の間にも信頼関係が必要です。

そういう関係があるからこそ、長い付き合いができるものです。
ロングセラーになるためには、誠実に商品や消費者に向き合うことが重要だと思います。

最後に

今の時代、こんなものが欲しいと思ってネットで探せば、だいたいあります。
安いものを探そうと思えば、楽天やオークションを使えば、いくらだってあります。

消費者の商品に対する意識はどんどん高まっており、本質に価値のあるものを求めています。
そんななか、商品を選び続けてもらうためには、基本的な機能性や品質だけでは物足りません。

今回紹介したことだけでなく、他にもロングセラーになるための条件はたくさんあると思います。
私自身も、ロングセラーになるようなサービスを提供できるように、もっともっとマーケティングを追求していきますよ。