ターゲットの心を動かすユーザーベネフィットの伝え方

WEBサイトで商品やサービスを売るためには、ユーザーベネフィットを明確に伝えることが大切です。
(ちなみに、ユーザーベネフィットとは、顧客が商品から得られる便益や利益のことを言います。)

しかし、ユーザーベネフィットを伝えることが重要なのは分かっているけど、上手く伝えることができていないケースが良くあります。結果的にターゲットの心を動かすことができず、お問い合わせや注文に繋がりません。

ちょっとしたことなのですが、ここができているかどうかで、WEBサイトからのコンバージョンに大きく左右します。

今回は、コンバージョンに繋げるためのターゲットの心を動かすユーザーベネフィットの伝え方をご紹介します。

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ターゲットがなりたい将来を具体的にイメージしてもらう

ユーザーベネフィットを伝えるのに、いちばん分かりやすいのは「キャッチコピー」ですね。

例えば、WEBデザイナー養成スクールが生徒を募集する場合、こんなキャッチコピーだとどうですか?

  • WEBデザイナーになるためのスキルが身に付きます!

よくありがちですが、いまいち伝わってきませんよね。

では、こんなキャッチコピーしてみたらどうでしょう?

  • 即戦力のWEBデザイナーになるための実務的スキルが身に付きます!

かなり印象が変わりますよね。

デザイン学校に行ったけど、実務的スキルが乏しく、就職先が見つからない人が見たら、心に響くキャッチコピーです。

ターゲットがなりたい将来を具体的にキャッチコピーに落とし込んであげると、ユーザーの共感を得ることができ心を動かすことができます。

ターゲットを絞り込んで、差別化する

競合が強い場合は、先ほどのキャッチコピーでも、なかなかコンバージョンに繋げることは難しいでしょう。そういう場合は、もっとターゲットを絞り込んでみるのも、ひとつの手です。

例えば、先ほどのキャッチコピーをこんな感じにしてみてはどうでしょう?

  • WEBサイトの売上が変わる!ユーザビリティの高いWEBデザインが身に付きます!

将来的に自分でショッピングサイトを運営したい人なんかが見たら、惹き付けられるキャッチコピーですよね。

かっこいいデザインをやりたい人には伝わらないかもしれませんが、ターゲットを絞り込んだことにより、特定の人の心を動かすことができます。競合他社との差別化もできるので、コンバージョンに繋がりやすくなります。

最後に

今回は、キャッチコピーを例にあげてみましたが、コンテンツでも同じように作り込んでいくと、ユーザーベネフィットの伝わり方がかなり変わってきます。ポイントは、とことんまでユーザーの立場になってイメージすること。

まずは、ユーザーが抱えている悩みや現在置かれている状況を理解してみることです。そこから、ユーザーがなりたい将来像をイメージすると、作りやすいのではないでしょうか。

これはショッピングサイトやサービスサイトなど、いろんなジャンルで通用するテクニックだと思います。

ぜひ、お試し下さい。